雪氷室による鮮度保持の方法を取り入れました。
冬の間に積もった雪を夏場の冷房・冷蔵の資源として活用しています。
地の利を活かした環境にやさしい取組として、平成22年よりプロジェクトを立ち上げ、翌年には施設の竣工、平成24年より本稼働を行なっております。
単に鮮度保持のみでなく、環境問題のCO2削減や作物の糖度増加など消費者の皆様へより良い農産物をご提供するという本来の目的も、この施設を利用することでさらに向上できると確信しております。

雪氷冷房冷蔵施設とは
雪氷エネルギーを利用する方法は、大きく3つに分類されます。
(1)貯雪庫内に空気を送り、得られた冷風を利用する方法。
(2)融解水を循環させ、ファンコイルユニットを使って空調を行う方法。
(3)貯雪庫に雪氷を併置し、冷熱を直接利用する方法。
※当施設では(1)の方法を採用しています。

施設概要
熱供給方式 直接熱交換 冷風循環式
貯蔵物 アスパラ、ブロッコリー、スイートコーン、かぼちゃ、人参、ジャガイモ、大根、米
貯蔵量 3,800トン
貯蔵条件 温度:5℃ 湿度75~95%
貯雪量 4,300トン
特徴(効果) CO2削減、鮮度保持、糖度増加、防塵、脱臭
※施設設計時には貯蔵物の呼吸熱と、外部からの負荷熱を算定し、必要貯雪量を算出しました。雪を3月に1回搬入すると、10月まで冷房が行える計算です。