advanced refrigeration - snow storage

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雪氷冷房冷蔵施設

雪を夏場の冷房・冷蔵の資源として活用。鮮度保持のみでなく、CO2削減や作物の糖度増加などの効果も。

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雪氷エネルギーを利用する方法は、大きく3つに分類されますが、当施設では(1)の方法を採用しています。

  • 貯雪庫内に空気を送り、得られた冷風を利用する方法。
  • 融解水を循環させ、ファンコイルユニットを使って空調を行う方法。
  • 貯蔵庫に雪氷を併置し、冷熱を直接利用する方法。
熱供給方式 直接熱交換 冷風循環式
貯蔵物 アスパラ、ブロッコリー、スイートコーン、かぼちゃ、人参、ジャガイモ、大根、米
貯蔵量3,800トン
貯蔵条件温度:5℃ 湿度75~95%
貯雪量4,300トン
特徴(効果)CO2削減、鮮度保持、糖度増加、防塵、脱臭

※施設設計時には貯蔵物の呼吸熱と、外部からの負荷熱を算定し、必要貯雪量を算出しました。雪を3月に1回搬入すると、10月まで冷房が行える計算です。